2009年08月05日

争いのない社会が一番

原爆投下から64年。私も含め、社会の第一線を担う人々は、戦争の悲劇そして真の貧困を知らない。連日連夜放送される戦争特集番組の中で、日本で戦争が起きたらどうするか?というインタビューがされていた。

家族と連絡が取れるように携帯を持って逃げる。食料を購入できるように金を持って逃げる。最新情報が入手できるようにラジオやワンセグ携帯を持って逃げる。そう答えている人が多かった。

ちょっと待て! そんな悠長なことを言っていられる余裕があると思うのか。ヱヴァンゲリヲンやガンダムの世界とは訳が違うのだぞ。果たして、その辺をきちんと理解しているのだろうか。

世界平和。恒久平和。そんな綺麗事を口にするつもりはない。ただ人と人がいがみ合い、傷つけあい、殺しあうことの無意味さ。また、そうなったときの人間の余裕のなさ。その辺りは心しておいてほしい。

現在は政治の世界でも企業間でも、ほとんど考え方の違わない者同士が、ちょっとした違いをもとに互いを排除しようとしている。共存やら共生という言葉を口にするのであれば、どうしてそれを実践しようとしないのか。

マニフェストは一般的に宣言、公約と訳される。しかし語源はラテン語の「manus(手)」と「fendere(打つ)」の複合語である。ちなみに「手を打つ」とは「問題解決のために必要な手段を講じること」である。さらに神様の前で手を打つ(拍手)のは敬意や感謝の意を表すものであり、古来最高の礼儀作法とされてきた。

どこぞの政治家に告ぐ。守る気もないマニフェストを掲げるぐらいなら、日本国民に敬意と感謝を表明したら、どうだろうか。64年間、争いのない国を支え続けている国民こそが一番立派であると私は思うのだが。
posted by CTA at 15:23| 日記