2010年03月16日

マスコミ業界の先行きを考える

出版界全体の売上が2兆円を割り込み、それに伴い広告費も減少し、「マスコミ就職読本」を出版している創出版の経営が逼迫してきている。今すぐ倒産に至るようなことはないだろうが、長年お世話になっている身としては何かしら力になれればと思っている。

また10年以上の指導歴があるマスコミ塾の受講者数および内定者数が激減し、規模縮小を余儀なくされている。同業者としては細々とでもいいから続けてほしいと切に願う。私も、この仕事を18年しているからわかるのだが、長年続けているマスコミ塾で金儲けを考えているところは、ほとんどないと思う。儲かるどころか持ち出しのほうが多いに違いない。にもかかわらず不況の煽りを受けて廃業というのは何としてでも防がねばならないことである。

かねてから思っていることだが、就職塾(に限らず学習塾全般に言えることだが)同士の横の繋がりは皆無に等しい。指導方針が異なるためタッグを組むことは難しいのかもしれないが、もっとお互いが協力して生き残っていくことはできないものだろうか。

TNS設立当初、同じようにボランティアで就職指導を始めた数人に声をかけていった。賛同してくださる方もおり合同説明会を開催し受講生を共有しあった。しかし長くは続かなかった。その結果、TNSは独自路線を進むことになった。いま考えればしかたのないことだったとも言えるが、些か淋しさも覚える。

就職塾に限らず出版業界、放送業界、新聞業界なども、もっと会社同士が協力し合って生き残っていく術はないものだろうか。このままではジリ貧になって共倒れになるのを待っているようなものである。

この世から名作が姿を消し、情報はすべてWEB化され無料が当たり前になる。マスコミが人気業種でなくなり、仕事にあぶれた人が仕方なく就く仕事になる。果たして、それでいいのだろうか。マスコミを目指す者、従事する者は、真剣に考えるべきである。
posted by CTA at 17:41| 日記