2011年08月27日

仕事はつくっていくもの

我究館会長の杉村太郎さんが原発不明がんで、お亡くなりになられ、昨夜葬儀が行なわれた。47歳という若さだった。心よりご冥福をお祈りする。

杉村氏は1987年に慶応大学を卒業後、住友商事に入社し、友人とシャインズを結成。デビュー曲「私の彼はサラリーマン」が大ヒットし2足の草鞋を履く生活を続ける。92年には就職予備校「我究館」を設立。ちょうど同時期に就職支援という同業を始めたこともあり応援していた。

94年に発売した「絶対内定シリーズ」はロングセラーとなり、就職活動生のバイブルともなった。それに対抗し私も「マスコミ就職攻略本」などの就職本を発行したが足元にも及ばなかった。

「仕事はつくっていくもの。テーマパークとヨットの違い」

仕事はヨットのように操縦しながら創造していくもの。おぜん立てされたものをこなす「作業」とは違う。こうした数多くの情熱ある言葉に勇気づけられた就職活動生は多かっただろう。彼の死を悼む卒業生が多数葬儀に駆けつけたことからも人望の厚さが伺える。

ほぼ3年前、東京アナウンスセミナーの永井譲治さんが53歳で他界されている。彼もまた熱血指導で有名な方だったが、そのような方が1人、また1人とこの世を去っていくのは残念でならない。

今年は70代後半で亡くなられる方が相次いだが、そこまで生きればさほど悔いも残らないだろう。しかし40代、50代では早すぎる。せめて10年、いや20年は生きるべき・・・生きたかっただろう・・・

志半ばにして、この世を去るのは本当に辛いことだと思う。最近は「自分のやりたいことがわからない」という人たちが増えているが、本当にやりたいことなんてものは、やってみなければ見つからないものである。

何もやらずして「やりたいことがわからない」なんて口が裂けても言うべきではないだろう。本気でやってみて力不足でできなかったときに初めて、「やりたいことが何かわからなくなった」と呟くことが許される。

仕事はつくっていくもの。私も、この言葉をよく噛み締めながら、今後の人生を価値あるものにしていきたい。
posted by CTA at 22:54| 日記