2010年06月25日

ひとまず決勝トーナメント進出、おめでとう!

サッカーW杯で日本が決勝トーナメントに進出を決めた。デンマーク戦の平均視聴率は関東で30%を超え、巨人戦の視聴率が5%前後と低迷している日本テレビは笑いが止まらない。その証拠に試合終了後に放送される番組はW杯一色のお祭り騒ぎである。

案の定、渋谷のハチ公前でバカ騒ぎして警官に注意される若者がいた。その映像を流しつつも一番バカ騒ぎしているのは日本テレビ社内ではなかろうか。必死の思いで制作したドラマやバラエティーは見向きもされず、ただライブ中継しているだけのスポーツ頼みでは、もはやテレビの終焉を物語っていると言わざるを得ない。

一方、新聞・週刊誌は日韓戦の後は岡田監督解任だともうバッシングしていたのに、決勝トーナメントに駒を進めたとなると掌を返したかのように賞賛の嵐。あたかも自分たちが批判したからこそ結果がついてきたと言わんばかりの自画自賛ぶり。素人ブログと変わらないような記事を書いているようでは国民からソッポを向かれても自業自得だろう。

再三再四言われ続けていることだが、マスコミで働く人間のレベル低下は著しい。このままでは本当に日本のマスコミは必要のない存在になってしまう。果たして、それでいいのか。いいわけがない。救世主となるべき若者がマスコミ、ひいては国民レベルを上げるべく必死になる必要がある。

にもかかわらず、この状況を手ぐすね引いて待ちわびていた輩がいる。民主党政権である。マスコミがW杯報道に力を入れれば入れるほど、選挙がらみの報道時間が少なくなる。それによって争点がぼやけ、無党派層の比較材料が限定される。すると選挙に行かない若者が増える。

またお祭りムードは現状への不満を一瞬だけでも忘れさせる力がある。今が楽しければいいという考えの人たちは、参院選後の惨劇も想像せずに、その場のノリで一票を投じかねない。所得が減少する中、消費税だけが倍増したら、消費は益々冷え込み、いずれ日本は身動きが取れなくなる。

そのときに金を溜め込んでいる人間は国外逃亡すればいいが、日々の生活に窮している者は何を希望に生きればいいのか。絶望は犯罪の温床化につながる。その火種は早いうちに見つけて消さねばならない。政府もメディアもマッチポンプばかりしているのではなく、もっと他にやるべきことがあるはずだ。

そして我々一人ひとりは誰かが何かしてくれるのを指を咥えて待っているのではなく、自ら立ち上がらなければならない。
posted by CTA at 18:40| 日記