2011年06月08日

就職活動成功のセオリーを作ろう


交流戦も残すところ7試合となった。ここまでの17試合の中日の戦いぶりは、今年のパリーグのペナントレースを象徴している。野球に興味のない人にとっては退屈な話かもしれないが、実に興味深いデータなので紹介しておきたい。

まずパリーグ6球団のうち中日に1点も与えていないのがソフトバンク。今年の優勝候補筆頭球団である。次に4点を取られ1敗しているのが日本ハム。5分の勝負をしているのが西武。逆にいまだ中日には勝利しておらず、得失点差(取られた得点数−取った得点数)が6点なのがロッテ、7点なのがオリックス、13点なのが楽天。パリーグの順位と、まさに一致するのである。

また中日が完封負けした4試合(相手はいずれもソフトバンクと日本ハム)に共通点が見られるのも実に面白い。@3安打〜4安打に抑えられている A外野まで飛んだ当たりが、ほとんどない B2桁奪三振を喫している(1試合だけ6三振)

優勝するチームは、投手が素晴らしい。これぞ野球のセオリーである。

就職活動においても同じことが言える。何社もの企業から内定をもらえる人は、就活成功の方程式が自分の中で完成している。それさえ作り上げれば、どんな企業からだって内定がもらえる。勝ちパターンが確立しているから、そこに持ち込みさえすればいいからだ。

しかし多くの人は、それを作り上げるのに相当な労力を要する。これまで自分の見せ方やタイミングの計り方など考えて生きていないからだ。それゆえ自分探し、行きたい会社探し、話す内容の暗記といった無駄なことに時間を割く羽目になる。

ここからが一番言いたいことなのだが・・・

長い人生、一度も負けずに終えることなど不可能に近い。ならば負けるときは潔く負けを認め、勝つべきときは必ず勝つ。これぞ最終的な勝者の方程式である。

落合監督よ。優勝したければ感情的な選手起用ではなく、もっと戦略を練った試合の組み立てをしよう。

さらに、もうひとつ。

せっかく集まった義援金2500億円あまりのうち、3分の2が手付かずのままである。義援金配分割合決定委員会は義援金が不足する事態を避けるため死者・不明者1人当たり35万円という低めの支給基準を一度定めた。しかし基準が低すぎるということで再配分を検討しているそうだ。その期間、約2ヶ月。

足りなければ再徴収すればいいのだから、100万円ずつポンと渡せばいいのだ。そうすれば瞬間的にでも被災者から本当の笑顔が見られるはずだ。

震災後、金、金、言っているが、金は天下の廻りモノである。足りている人は一時的に足りない人に廻せば、いずれ自分が足りなくなったときは、どこかしらから廻ってくる。そんなものである。逆に独り占めしていたら、そのうち誰にも相手にされなくなる。

よってTNSは、最低限の教室維持費しか取らない。だから、卒業生諸君。お金が貯まったら、せめてそのぐらいの金額は払ってくれたまえ。決して裕福なわけではないのだから(笑)

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2011年06月01日

勝手に義援金送金プロジェクト


 売上全額を義援金に回そう!なんて意気込んでみたところでモチベーションが上がらない。何事もそうだが無理のない範囲で楽しみながらやらないと長続きしない。そこで「勝手に義援金送金プロジェクト」と銘打って、中日ドラゴンズが勝利した日は1万円ずつ義援金を送ることにした。目標金額は100万円・・・ってことは年間100勝。今のソフトバンクなら可能かもしれないが、中日じゃ無理だろうな〜

ソフトバンクといえば孫正義。義援金として100億円を寄付すると発表したときは度肝を抜かされたが、いつまで経っても実行に移さない。挙句の果てには自治体と共同で太陽光、風力発電を展開する「自然エネルギー協議会」を設立し、埼玉県には約80億円、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山の5都市には800億円近くを出資すると公言した。

その心意気たるや立派だが、合わせて1000億円にものぼる資金を、どこから捻出するというのだろうか。昨年度6300億円弱の営業利益を出した経営手腕は見事だが、まずは2兆円以上ある借金を返済するほうが先決ではなかろうか。ドコモを猛追し、球団ともども波に乗っているのは否めない。しかし胡坐をかいていると、いつか足元を掬われることになりかねない。

東日本は、いまだ余震と原発に怯える生活を強いられている。一方、西日本は、どこ吹く風でお祭り騒ぎ状態である。油断していると、いつか必ず痛い目を見ることになる。それは何も地震とは限らず台風だったり、旱魃だったり、はたまた人災だったりもするが。

TNSは引き続き、震災被害を受けた地域の人たちに対して無償で指導を行なっていく。阪神大震災のときは無力で何もできなかったが、今はできることがある。やれることがある。それをすることで自分の存在意義を確かめたい。どこかに、そんな思いもあるだろうな〜


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2011年05月02日

やれることから、やっていこう


GW期間中の宮城県はボランティアをしにきた人たちで溢れかえっており、被災地の人たちは逆に困惑していると聞く。宮城県のマスコミで働く卒業生の話では、仙台市の企業で働く人たちは深夜3時4時まで普通に酒の席で盛り上がっているらしい。

そのような情報が入ってこない東京以西の人たちは、自分たちにできることは何かないかとボランティアに行ってみたり、東北地方に旅行に行ってみたり・・・福島第一原発付近は危険すぎて誰も近寄らないようだが。

私も震災直後、復興支援のNPO団体を作って有志で集まったボランティアを被災地に送り込もうと本気で考えていた。だが日頃から訓練を積んでいる自衛隊員ですら逃げ出す者がいる中、素人同然の私たちに一体何ができるのかと思いとどまった。

そして出来ることの第1弾として3月4月分の会費を全額義援金として送った。元が安いため大した金額にはならなかったが塵も積もれば山となるの発想である。5月以降も会費の一部を引き続き送っていきたい。これは金額云々というよりも気持ちの問題であろう。

さて金銭面以外にどんな協力ができるか。しばらく節電したが請求書を見たところ、あまり大きな違いはなかったので、4月半ばからは通常通り24時まで指導を行なうことにした。被災地住民に対する無料指導は引き続き行なっていく。それ以外は・・・

近いうちに第2弾として何かしたいと思う。が、今のところ、これといった名案が思いついていない。アイデアがあれば広く募集中である。新潟工科大学の学生が避難所にダンボールで作った着替え用の簡易衝立を送ったと報じられていたが、そういうのがいいなぁ。

TNSはGWも休まず営業する。一番身近なところでできることは、やるべきことをすることだろうから。


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2011年03月29日

本当の幸せってナンなんだ?

誰かの犠牲の上に、自分は生きている


それは、本当に幸せなことなのか?



今、わたしにできること。

それは、誰に向かって問いかけているのか?


被災地の人の気持ちになって考えてみよう。

所詮、他人事?


みんなでやれば、大きな力に。

みんなって、誰のこと?


ACのCMって、一体何が言いたいんだろう???



がんばれ、ニッポン!


家族を亡くし、自分も死にそうなときに、果たしてがんばれるのか?



人間って、つくづく傲慢な生き物だと思う。



今、被災者が本当に求めているのは、生きる基でしょ!


郵便局 00140−8−507
日本赤十字社 東北関東大震災義援金

ゆうちょ銀行 (当)0000507
金融機関コード 9900 店番019

三井住友銀行 銀座支店 (普)8047670
三菱東京UFJ銀行 東京公務部 (普)0028706
口座名義 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)
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2011年03月20日

全国民が資産の1割を寄付しよう

1941年12月8日 太平洋戦争勃発、1950年6月25日 朝鮮戦争勃発、1960年12月 ベトナム戦争勃発、1971年8月15日 ニクソン・ショック 1980年5月18日 光州民衆抗争 1991年1月17日 湾岸戦争 2001年9月11日 同時多発テロ

2006年8月15日と2009年5月18日のコラムで2度にわたり2011年にとんでもないことが起きると警告した。さらに、その引き金になっているのがアメリカだとも書いた。今回(2011年3月11日)の地震を誘発したのも、2010年12月に突如アメリカがTPPに参加表明したことにある。

菅内閣はすったもんだの末、アメリカに復興支援を依頼した。それにより日本がTPPに参加することが、ほぼ確定した。ただでさえ壊滅的な東北地方の農村地域は、もはや立ち直れないほどの大打撃を食らうことになる。それに対し、日本政府が打つ手はないに等しい。このどさくさに紛れて消費税の増税を決行するのが関の山である。

その結果、倒産を余儀なくされる企業が多発する。ただでさえ職に就けない人で溢れている我が国。おまけに諸外国から入ってくる優秀な人材や安い賃金で働く人たちに職を取られてしまったら、一体どうなってしまうのか。自分さえよければ・・・と考えている人たちは、そんなことはおかまいなしに金儲けをし、挙句の果ては海外逃亡する。

ユニクロの柳井氏が10億円寄付したことが話題になっているが、なぜそれに続く人がいないのか。国民全員が自己資産の1割を寄付すれば140兆円(日本の預貯金額が約1400兆円だから)もの復興支援準備金がプールされ、ものの1年もしないうちに現状復帰できるだろう。

今、政府がすべきことは預貯金の凍結である。終戦直後のように銀行から1日に引き出せる額の制限を設け、タンス貯金も一定額までしか使えないようにする。そして新紙幣を発行し、古い紙幣は一切使えないようにする。そうなれば紙クズを持っていてもしかたがないと気づいた金持ちは、一斉に消費し出し、金回りもよくなるだろう。

また不動産も国が管理し、現有価格の10分の1程度の評価額で兌換できるようにする。国が買い取った土地や建物に30万人を超える避難住民や被爆の恐れがある地域の住民を無償で住まわせる。共産主義的発想だが、今必要なことは、そういった思い切った措置である。

1995年の阪神・淡路大震災や2004年と07年の中越沖地震の際に、自分は被害に遭わずに助かったと胸を撫で下ろした人も、今回の件で、いつ自分が被災者側に廻ってもおかしくないと気づき始めたはずだ。罪滅ぼしの気持ちからか哀れみの気持ちからかは知らないが、義援金の送付者が押し寄せたみずほ銀行のATMがパンクした。

喉元過ぎれば熱さを忘れるというが、同情なんてものは一過性のもので、時が経てば蚊帳の外にいる人たちは、日常生活を謳歌しはじめるだろう。マスコミもクソみたいなバラエティ番組を垂れ流し、被災地の人たちのことを考えないCMが次々と流れ始めるだろう。
そうなったとき、必ずや今度は首都圏を天災が襲う。その瞬間、まさに日本沈没である。

今、マスコミは元気がない。それは働いている人たちが傲慢になっているからだ。初心を忘れ、ただただ金のために目の前の仕事に躍起になっている。テレビは節電と叫ぶ前に、放送時間を短縮すればいい。深夜11時から朝の6時まで放送を中止しても誰も文句は言うまい。新聞は政府や警察が発表した偽情報を載せるのに紙面を割くのではなく、本当に大事なことだけを伝えればいい。隔日発行でも、さして影響はない。週刊誌は薬にもならないゴシップ記事を延々と書き連ねる必要はない。そんなものはネット配信で十分だ。

これを契機に、もう一度自分たちの役割を見つめなおしてほしい。そして、これから社会に出る人たちは、少しでもマスコミをよくするために尽力してほしい。何がしたいかわからないとほざいている人たちは自衛隊に入り、被災地復興支援をしたらいい。本気で日本をよくしたいと思っていた人たちの死を無にしないでほしい。戦後の日本復興に死力を尽くしてきた高齢者を守ってあげてほしい。切に、そう願う。
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2011年03月14日

東日本大地震発生に伴う措置

3月11日午後に起きた地震の被害に遭われました方と関係者の皆様に心よりお悔やみ申しあげます。並びにお亡くなりになられました方のご冥福をお祈りいたします。

さてTNSとしては1日も早い復興に向けて、できるかぎりの協力をしていきます。

@ これまでは深夜12時まで電気・エアコン等を使用しておりましたが、3月14日より東京電力の輪番停電が終了するまでの間、17時までは教室の電気を点けず、エアコンの使用も最小限に抑えさせていただきます。

A 教室使用ならびに指導時間を前倒しとし終了時刻を22時までとさせていただきます。よって各クラスとも授業は21時に終了。その後も1時間の指導をもって、すべての電気を切らせていただきます。

B 現時点では千代田区は輪番停電のエリア外となっておりますが、万が一停電となりました場合は、その間の授業は行わず、個別指導もロウソクの明かりの下で行なわせていただきます。

C 2011年3月から4月までの間に皆様からお預かりいたしました会費の30%を義援金として民主党東北地方太平洋沖地震災害募金に寄付させていただきます。

D 当面の間、被災地域(青森県・岩手県・宮城県・福島県)にお住まいの方に対しましては無料にてご指導させていただきます。電話・メール・FAXでの指導も可能です。

 思いつく限りで、すぐにでも実行可能なことを対処策として挙げさせていただきました。これ以外にもご提案がございましたら気軽におっしゃってきてください。
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2010年06月25日

ひとまず決勝トーナメント進出、おめでとう!

サッカーW杯で日本が決勝トーナメントに進出を決めた。デンマーク戦の平均視聴率は関東で30%を超え、巨人戦の視聴率が5%前後と低迷している日本テレビは笑いが止まらない。その証拠に試合終了後に放送される番組はW杯一色のお祭り騒ぎである。

案の定、渋谷のハチ公前でバカ騒ぎして警官に注意される若者がいた。その映像を流しつつも一番バカ騒ぎしているのは日本テレビ社内ではなかろうか。必死の思いで制作したドラマやバラエティーは見向きもされず、ただライブ中継しているだけのスポーツ頼みでは、もはやテレビの終焉を物語っていると言わざるを得ない。

一方、新聞・週刊誌は日韓戦の後は岡田監督解任だともうバッシングしていたのに、決勝トーナメントに駒を進めたとなると掌を返したかのように賞賛の嵐。あたかも自分たちが批判したからこそ結果がついてきたと言わんばかりの自画自賛ぶり。素人ブログと変わらないような記事を書いているようでは国民からソッポを向かれても自業自得だろう。

再三再四言われ続けていることだが、マスコミで働く人間のレベル低下は著しい。このままでは本当に日本のマスコミは必要のない存在になってしまう。果たして、それでいいのか。いいわけがない。救世主となるべき若者がマスコミ、ひいては国民レベルを上げるべく必死になる必要がある。

にもかかわらず、この状況を手ぐすね引いて待ちわびていた輩がいる。民主党政権である。マスコミがW杯報道に力を入れれば入れるほど、選挙がらみの報道時間が少なくなる。それによって争点がぼやけ、無党派層の比較材料が限定される。すると選挙に行かない若者が増える。

またお祭りムードは現状への不満を一瞬だけでも忘れさせる力がある。今が楽しければいいという考えの人たちは、参院選後の惨劇も想像せずに、その場のノリで一票を投じかねない。所得が減少する中、消費税だけが倍増したら、消費は益々冷え込み、いずれ日本は身動きが取れなくなる。

そのときに金を溜め込んでいる人間は国外逃亡すればいいが、日々の生活に窮している者は何を希望に生きればいいのか。絶望は犯罪の温床化につながる。その火種は早いうちに見つけて消さねばならない。政府もメディアもマッチポンプばかりしているのではなく、もっと他にやるべきことがあるはずだ。

そして我々一人ひとりは誰かが何かしてくれるのを指を咥えて待っているのではなく、自ら立ち上がらなければならない。
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2010年06月08日

このままじゃ日本はア菅!

ちょうど2ヶ月ぶりの更新。前回の記述は不評で「辞めちゃうんですか?」「病んでるんですか?」など大勢の卒業生・在校生からご連絡をいただいた。そうではなく、ただ漫然と続けていても意味がないので、このようなことを何のために行っているかという自分に対する戒めのつもりで書いたのである。誤解を与えた方には申し訳ないと思う。

辞めたといえば、鳩山さんが首相を辞任した。このコラムで2009年5月18日に記したとおりに世の中は動いている。トロイカ体制は健在で2004年5月18日以来の菅内閣である。

1996年9月28日発足当時の民主党は菅・鳩山共同代表制を敷いていた。その後、2004年5月18日から2006年4月7日の約2年弱のみ、岡田さん→前原さんが代表になっただけで、それ以外の12年間は菅さん、鳩山さん、小沢さんのいずれかである。

今回の代表選で岡田・前原陣営は、いずれも候補者を立てず、菅さんの応援に廻った。と言うことは、次の代表には小沢さんの息がかかった人物が選ばれることになる。最有力人物は山岡賢次国会対策委員長だろうが、国会で「郵政改革法案は廃案」と述べた直後に強行採決するなど、小沢さん以上に朝令暮改な人間である。

一方で若返りをはかって原口一博総務大臣(50)を選ぶことも考えられる。そうなると、またもや完全なる小沢傀儡政権に逆戻りとなる。菅さんにしても「脱小沢」人事などと調子のいいことを言っているが、裏では示し合わせていることは一目瞭然である。

ならば誰が適任か!?

そういう問題ではない。好き勝手適当なことばっか言ったり書いたりして、自分たちの会社の利益のことしか考えていないマスコミが一番悪い。世の中を掻き乱して高笑いしているマスコミ人が最低だ。長いものには巻かれろ、強いものには媚びへつらえ精神を何とかしなければ、この10年で潰れるマスコミが後を絶たなくなるだろう。

18年前、傍若無人なマスコミ業界を少しでもよくしたいと始めた、この仕事。凋落スピードを少しは緩めることができたかもしれないが、よい方向に舵取りができたとは微塵も思えない。自らの非力さを思い知らされたと同時に、今後どうしていけばよいのか考えあぐねている。

つまり、この仕事を辞めたいわけでも病んでいるわけでもなく、日本の降下スピードが速すぎて追いついていけないのが現実なのである。サッカーW杯日本代表が決勝リーグに進み、「日本、やるじゃない!」というムードになってくれれば、せめてもの救いなのだが・・・
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2010年04月07日

富良野塾が26年の活動に終止符

2010年4月4日、脚本家の倉本聰先生が主宰する「富良野塾」が閉塾した。1984年4月6日に開塾してから実に26年。374名に及ぶ卒塾生を世に送り出した。中には途中で塾を去った若者もいる。作業中に指を切り落とした者も7人いる。しかし誰一人として富良野塾に恨みを抱いている人間はいないと思う。

それに対してTNSは、どうか? これまでの18年間で550名を超える人間が卒業している。だが、そのうち何人が本当に満足しているのか甚だ疑問である。もしかしたら1割。いや、それより少ないかもしれない。そのぐらい他人を満足させ、感謝されるまでになることは難しいと感じる。

富良野塾は授業料不要。農作業で生活費を稼ぎ、共同生活をしながら演技や創作を学ぶ。それに倣いTNSも授業料は取らず教室代や光熱費だけを受講生全員で賄うという方式を取った。さらに教室代は就職後の後払いも可。指導は毎日、深夜24時まで受けられる。

よくそんなことを毎年続けてきたなと我ながら感心する。当然、お金や時間以外にも失ってきたものは多い。何のために、ここまで意地になってやっているんだろうと考えたこともある。ただ、やめることはいつでもできる。維持することが困難であり、大切だと考えている。

1週間前より新社会人として働き始め、社会の厳しさを実感している若者がいる。就職活動真っ只中にいて日々疲弊している若者がいる。就職活動中の先輩の大変そうな姿を見て、将来に不安を感じている若者がいる。さらに日々の仕事に魅力を感じなくなり転職を考えている卒業生もいる。

果たして今後は誰のために、一体何をしていけばいいのか。TNSの存在意義を今一度見つめなおさなければならない時期にきているのかもしれない。

今は就職活動生のための指導、そして新3年生・転職希望者の指導に力を入れていこうと思う。ただ、それを今後どれだけ続けていくべきか。いつ方向転換すべきか。今年は、そのことを真剣に考えたいと思っている。
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2010年03月16日

マスコミ業界の先行きを考える

出版界全体の売上が2兆円を割り込み、それに伴い広告費も減少し、「マスコミ就職読本」を出版している創出版の経営が逼迫してきている。今すぐ倒産に至るようなことはないだろうが、長年お世話になっている身としては何かしら力になれればと思っている。

また10年以上の指導歴があるマスコミ塾の受講者数および内定者数が激減し、規模縮小を余儀なくされている。同業者としては細々とでもいいから続けてほしいと切に願う。私も、この仕事を18年しているからわかるのだが、長年続けているマスコミ塾で金儲けを考えているところは、ほとんどないと思う。儲かるどころか持ち出しのほうが多いに違いない。にもかかわらず不況の煽りを受けて廃業というのは何としてでも防がねばならないことである。

かねてから思っていることだが、就職塾(に限らず学習塾全般に言えることだが)同士の横の繋がりは皆無に等しい。指導方針が異なるためタッグを組むことは難しいのかもしれないが、もっとお互いが協力して生き残っていくことはできないものだろうか。

TNS設立当初、同じようにボランティアで就職指導を始めた数人に声をかけていった。賛同してくださる方もおり合同説明会を開催し受講生を共有しあった。しかし長くは続かなかった。その結果、TNSは独自路線を進むことになった。いま考えればしかたのないことだったとも言えるが、些か淋しさも覚える。

就職塾に限らず出版業界、放送業界、新聞業界なども、もっと会社同士が協力し合って生き残っていく術はないものだろうか。このままではジリ貧になって共倒れになるのを待っているようなものである。

この世から名作が姿を消し、情報はすべてWEB化され無料が当たり前になる。マスコミが人気業種でなくなり、仕事にあぶれた人が仕方なく就く仕事になる。果たして、それでいいのだろうか。マスコミを目指す者、従事する者は、真剣に考えるべきである。
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